SSDにOSをクリーンインストールすると必ず失敗するパターンにハマった結果
最近やたらとブルースクリーンが発生していたが、PC起動時にもブルースクリーンが発生してご臨終と相成った。
元々メモリまわりが怪しいと踏んでいたので少し調査してみるとやっぱりメモリが1枚悪さをしていた。
原因は特定できたものの、OS内部のデータが破壊されてしまったのでwin10を最初から入れてみることに挑戦してみた。
ただ、挑戦した結果から言えば1週間以上*1かかった上で30回以上失敗した。
結論から言えばwin10をクリーンインストールできそうにないなら早めに諦めてwin7or8.1経由で入れたほうが早いかもしれない。*2
SSDを使用したい人は7でも10でもクリーンインストールの方法に注意しないと致命的な失敗を繰り返す可能性がある。
1.インストールメディアを作成する場合はDVDではなくUSBメモリで作成する。
基本的にwindows10をクリーンインストールする場合は必ずDVDまたはUSBメディアで作成しておくしかない。
しかしDVD版にはバグがあるのか、かなりの頻度でインストール出来ないメディアが作成されるらしい。
正常にDVDが動作するように見えて使えないデータが作成されると面倒なので最初からUSBで作ろう。*3
失敗したDVDは50%まで書き込んでからエラーが発生するため、SSDの寿命に影響を与えるのも痛い。
作成にはメディア作成ツールを使用すればあっさり作れるが、注意点としてUSB使用時には必ず5G以上の容量*4が必要だ。
各種サイトでは4Gあればといわれているがあれは32bit OSで作成した場合、4GでOKというだけの話。
私が作成した64bitでは4.5G使用していた。
近所のHard OFFで下記USBの8Gが570円、16Gが770円で売られていたので専用USBとして購入しておくのも良い。
ていうかamazonより安い。
KINGMAX Popシリーズ PD-07 USBメモリー 8GB White ReadyBoost対応 キャップ式 U-Drive PD-07 8GB WH
- 出版社/メーカー: MAG-LAB
- 発売日: 2010/07/08
- メディア: Personal Computers
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※実際に購入したUSB
windows10のisoメディアは下記のwindows公式ページからダウンロード出来る。
作り方は他サイトが豊富に取り上げているので割愛する。
ただ、サイトによってはリンク先をなぜか米MSにしている事もあるのでクリーンインストール時に日本語でないなら一度作り直したほうがいい。
2.SSDの場合、特殊なフォーマットを行う。
これが致命的な失敗原因だった。
基本的にクリーンインストール時にはフォーマットしつつ全パーテションを削除すればいいと理解していたが、SSDの場合はコマンドプロンプトで特殊なフォーマットを行わなければならない。
具体的には下記サイトに任せる。
Windowsのインストールが出来ない場合の対処方法2 (UEFI/MBRの違い)
convert gpt ・・・・ディスクをGPT形式に変換する ※UEFIの場合
具体的には一度cleanしてこのMBR形式に変換しなおさなければ何度インストールを行おうとしても失敗*5する。
これは7インストール時にも同様のエラーが発生するため必ず覚えておきたい。
また、失敗する事はないと思うがコマンドプロンプト上ではUSBメモリも表示される。
うっかりcleanしてしまわないように気をつけよう。
私はやってしまった。
3.windows updateが異常に遅い&.net frameworkが失敗しまくる(win7固有?)
クリーンインストール後のupdate適用はとにかく遅い。
どのくらい遅いかというとまずupdate情報をまとめるだけで6時間かかった。
流石に遅すぎるのでやはりこのサイトを頼る。
Windows Updateが遅い、進まない、終わらない、失敗する問題の解決方法
この方法を試したところそもそも情報をまとめるという作業がなくなり非常に快適になった。
また、.net frame workインストールもほぼ失敗する。
何度かクリーンインストールを試しているがこれが原因でwindows updateデータが滅茶苦茶になり何度も入れなおしする羽目になった。
.NET Framework をインストール出来ない・削除出来ない場合の解決方法
windows update時にはあえて.net frame workだけ外しておいて、上記の手順にのっとって入れた方がいい。
24時間たっても0%で進まなくなる現象とオサラバだ。
win10のクリーンインストールは普段と勝手が違う上、SSDのクリーンインストールも初めてという人は多いはずだ。
win10自体かなり高速で使い勝手が良いのでこの機会にアップグレードだけでもすませておく事をお勧めしたい。
なお私はまだwin7からのアップグレードに手間取って10になっていない。