【グラブル】ゲーマー達が生み出した女神 ~幸子教入信のススメ~
サクラ大戦コラボの進捗どうですか。
私は半汁在庫が完全に0になっても光4火0なので進捗ダメです。
大勢の人が血眼になってコラボイベントを走っていますが、今日はそんな修羅場で芽生えた幸子教について語ります。*1
先に断っておくと別に幸子教は現在オカルトに属する宗派のため効用効能は人によります。
でも幸子教に入信すれば皆救われるというお話です。
自分で書いてて思いますが典型的カルト宗教のお誘い文句ですわ。
1.最適解を求めるからこそ幸子教が生まれた
ゲームは基本的に選択を楽しむものです。
格ゲーでいえばダウンさせられた時に無敵技をぶっぱなして荒らしていくか、ガードを駆使して凌いでいくかのような個人によって傾向が決まるものも全て選択肢があるから個性が出るのです。
unk武器回収マラソンの場合はトレハンがそれに当たります。
トレハン教の方は「ドロップ率を高める事」が最適であると考え、時間効率を無視してでもドロップ率を稼ぎます。
オート派の方は「回転数を高める事」が最適であると考え、AP効率を無視してでも試行回数を稼ぎます。
どちらを選択すべきかは個人の事情によるところも多いのですが両派どちらに所属しても大きな問題が残ります。
どちらも「最適解を選んでいるにもかかわらず著しく苦行である」事が問題です。
ゲーマーというくくりにかかわらず、人間は最適解を求めます。*2
しかし、最適解を選んでいるにも関わらず報われなかったり、最適解を選べていないとしか思えない人が成功していればフラストレーションがたまるのです。
もし自分が最適解を選べていないのなら、アプローチする方法を変える事で改善を図ることが出来ますが、グラブルのunk回収マラソンに関しては選択をしても結果が変わることはほぼありません。
2.そして人は抜け道を探す。
最適解を選んでも正しく結果が返ってこないと考えた場合、人のとる行動は決まっています。
諦めるか、妥協するか、抜け道を探すのです。
抜け道を探すといっても大層なものじゃありません。
敵をオーバーキルすればドロップ率が上がる*3とかそういう類のものです。
大体はオカルトだったというオチがつきますが、それでもあまりに長い時間を走り続けていると無心ではいられません。
だからこそ走っている間に考えてしまうのです。
「もしかして僕の知らない(見えない)隠された何かがあるんじゃないか?」と。
もちろんそう考えたところで大概は誤った経験則から基づくものなので冷静に考えると変なことを考えますが、この場合ことの真偽よりオカルトにすがってでも実際に行動に移せる理由付けになるのなら問題ありません。
信じる者は救われる。
宗教はいつだって何もやってはくれませんが、行動を起こす理由をつけてくれるものです。
3.実際に抜け道があったら
別ゲームの話になりますが、千年戦争アイギスというゲームでは最高レアアイテム、時精霊*4をゲットする苦行マラソンが開催された時がありました。
多くの人はこの苦行に耐えながらじっくり走っていましたが、ある時運営のミスによりステージ設定がバグり最高効率が塗り替えられる事態に発展し、お祭り騒ぎに発展しました。
一回プレイすればバグだと理解できるくらいに致命的なバグでしたが、今まで不満をため続けていた*5多くのプレイヤーはもはや暴動と呼べる勢いで緊急メンテが開催される2時間もの間、全力で走り続けました。
中には冷静にバグだからやめておくよう忠告したり、逆に効率悪くなってないか?と計算していた人もいましたが、結果的に運営はバグ利用者を全員不問とし、バグによって増加したアイテム分のみ回収してお詫びに時精霊を全員に配布するという立場をとりました。
プレイヤーによる苦行マラソンへの憎しみと抜け道の渇望はそれほどまでに強いのです。
4.すべからくお救いなされる幸子 is GOD
話をグラブルに戻します。
今回のサクラ大戦コラボではアイギスとは違いまだバグがありません。
そして膨大につぎ込んでいく時間と汁を見て人が抜け道を探したくなるのは正常な思考なのです。
そして苦行に耐え忍ぶしかなかったプレイヤー達に運営が一つの言葉を与えます。
「まだ皆さんの知らない隠しステータスがある」
この言葉が幸子教隆盛のきっかけになったのは間違いありません。
サクラ大戦コラボを全力で走り続けている迷える子羊達はその隠しステータスを持つであろう幸子教を作り出したのです。
まだ検証されていないオカルトですが、天啓である事は誰の目にも明らかです。
何せ我々は最適解を既に選んでいるにも関わらず結果がついてこない状況でバグではない抜け道らしきものを見つけ出してしまったのです。
幸子教は心折れて諦めてしまった者、俺には無理だと妥協した者、いつ心が折れるかわからない者をすべからくお救いなされました。
「「「俺も幸子教を使えば光unkを手に入れられるかも」」」
何を馬鹿なという人もいるかもしれません。
しかし宗教はいつでも不確かな事を信じさせ、正しき行いへ導くものです。
幸子はただそこにいるだけでコラボイベントを走らせることが出来る神の領域へ到達したのです。
「幸子を入れる前は200回まわしても出なかったけど、幸子いれたら50回で出たよ!」
ツイッターでこういう文章を見かけますが、冷静に考えれば彼は250回の試行を行った結果、1個のSSRを得ただけなので運が悪いと言えます。
しかし彼は幸子教に入信することでたった50回の試行でSSRを手に入れたと考えることが出来たのです。
物は言いようと言いますが、少なくとも250回でようやくSSRが1個出ても苦痛です。
幸子神のおかげでネガティブな考え方ではなくポジティブな考え方でいられるのです。
幸子神は間違いなく彼をお救いなされました。
不確かな宗教よりはるかに宗教といえます。
5.用法容量をよく守りましょう
そんなオカルトありえませんと考えるあなたもそろそろ幸子教の素晴らしさを理解できたのではないでしょうか。
もし未だに光unk進捗ダメですなら幸子教に入信すべきです。
サブに幸子神を入れるだけでいい幸子教はたとえ効果がなくても結局は一人分の経験値が失われるだけです。
効率を著しく阻害するような変なオカルトとは違い非常に低いハードルで効率的にも損失が少ないのも幸子教のメリットです。
どうしても心が苦しい方は入信することをお勧めします。
幸子教は寛大です。
トレハン教オート教いずれの宗派の方も教義を捨てる事無く信者になれるのですから。
入信した結果、効果がなく汁在庫が甚大な被害を被っても筆者は責任を取りませんのでご理解ください。